

お酒に強く、
たくさん飲めるタイプ
たくさん飲める分、肝臓へのダメージ大!
お酒のトラブルにも要注意です。
まずは基礎知識
お酒を分解するしくみ
お酒を飲むと、アルコール(エタノール)の20%が胃で、80%が小腸で吸収されます。
吸収されて血中に入ったエタノールは、肝臓に運ばれて代謝されます。

お酒の分解と代謝酵素
エタノールを分解する酵素「ADH1B」と、強い毒性をもつアセトアルデヒドを分解する酵素「ALDH2」。アルコール体質は、この2つの酵素の活性の組み合わせで決まります。

B型が注意した方がいい病気は?
肝臓の使いすぎに注意!
お酒をたくさん飲めてしまうので、知らないうちに肝臓に大ダメージが。重大な肝臓疾患に気を付けましょう。生活習慣病のリスクも高いです。糖質の高いお酒やおつまみが大好きな人は糖尿病に要注意です。
B型が注意すべき病気 その1
脂肪肝、肝炎、肝硬変
酒量の多いB型では肝臓が疲弊して機能異常が表れます。脂肪肝の状態で症状があることは稀ですが、さらに大量の飲酒を続けるとアルコール性肝炎に進行し、腹痛や発熱、黄疸症状から重症化すると死亡のおそれも。最終段階が肝硬変です。腹水・黄疸・吐血など重大症状が見られます。休肝日をしっかり設けることが大切です。
B型が注意すべき病気 その2
生活習慣病、特に糖尿病
B型は高血圧、糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病になりやすい傾向にありますが、特に糖尿病には注意です。血糖値が高いと免疫力が低下し、動脈硬化が進行します。目や腎臓、神経など細い血管が分布する場所から動脈硬化が生じ、徐々に心臓や脳といった血管が傷んできます。

飲酒により引き起こされる主な病気

吉本先生のワンポイント講座
B型のあなたが
お酒と永く付き合うコツ!
気を付けたい飲酒習慣とヒント
「もう少し飲めるかな」くらいでSTOP!
たくさん飲める分、肝臓へのダメージは深刻です。一生で飲めるお酒の量は決まっています。人生永くお酒とお付き合いしたいなら、今日はその辺でやめておきませんか?自覚は難しいので定期的に健康診断を。異常値が出るなら、お酒の量が多い危険信号です。

お酒と永く付き合うために大切なこと
大切なのは「適量飲酒」と「休肝日」
1日の適量は、ビールなら中瓶1本、ワインならグラス2杯弱です(女性は半量)。「少ない!」と感じる方は1週間の総量で見直してみましょう。まずは週2日以上の休肝日を目標にしましょう。依存のリスクも低減できますよ。

おすすめのお酒の飲み方
違いがわかるあなたへ
なかなか酔っぱらわずにたくさん飲んでしまうB型のあなた。きりなく飲み続けると肝臓が悲鳴を上げてしまいます。そんなあなたはワンランク上のお酒を楽しんでみませんか?クラフトビールや、高級ワイン、レアもののウイスキーや焼酎をじっくり味わってみましょう。結局お財布にも優しかったりして…。
